メタボ日記

三ヶ月ばかりサボっていたら、体重が増えてしまった。僕は体重を66.6キロに留めることにしていたが、気がつけば70キロの手前となっていた。通勤の際、行きも帰りも30分歩くようにしていたが、それでは不十分だったのだ。

加齢と共に新陳代謝は低下するが食欲は低下しない。それが問題なのである。だからこうやって省みてはみるものの、仕方ないのかなと思うようにもなりつつある。

齢35を越えて、最近歳を重ねることを受け入れられるようになった気がする。理想的な肉体と自分の肉体を比較して一喜一憂することは、安っぽいナルシスズムに過ぎないと気がついたと言ってしまえば辛辣に聞こえるかもしれない。

例えば、自分が本当に好きな人の肉体について、どう思うのだろうか。僕は、本当に好きな人の肉体は、好きな人が健やかに暮らせるようになっていればそれで良いと考える。(全く気にしないと言ってしまえば嘘になるが)好きな人が体重を10キロ増やしたからと言って嫌いになるのか、と言えばそんなことは無い。何ともおセンチな発想だと我ながら思うが、同じように、僕は好きな人にあるがままの自分を受け入れてもらいたいのだ。

そう言いながらも、この調子では本当にメタボまっしぐらなので、GYMでトレーニングしながらどうしたら良いか考えてみた。

きっと生活習慣を変えないといけない。マンネリズムに陥っている。鬱積した諸々が腹の肉と化している。そんな気がしてならない。

思えばここ数年、敗北主義にどっぷりと浸かり、新しい挑戦ができていないような気がする。10代・20代に出来なかったことに囚われて、今を生きていない。何というか、いつも疲れている。とてもbeatnikな気持ちである。

d.hatena.ne.jp

今日はこれまでと違って、凄く慎重にトレーニングを軽めに行った。内心、こんなやり方で意味はあるのだろうかと思いながらも、投げ出してしまって全く続かなくなることを酷く恐れたのである。(続く?)